【書評】声をかける(高石宏輔著)の感想をまとめてみた。男性にも女性にもオススメできる恋愛本

この記事は 9 分で読めます。

 

はじめに

 
こんにちは。ニャンチカです。
 
今日は、
「声をかける」という本を、
紹介していこうと思います。
 
この本は、
「主人公が街に出てナンパをする」
という物語なのですが、
 
単に小説という枠にとどまらず、
非常に学びになる内容が、
満載でした。
 
 
恋愛をしていて揺れ動く感情の変化や、
心の機微というものをリアリティ溢れる表現で、
筆者は語っています。
 
そしてこの記事の最後に出てくる、
”自分の孤独”というものに、
向き合うきっかけとなります。
 
真に成長したいと考えている人にとっては、
是非とも読んでおいて欲しい記事です。
 
ナンパの物語で話は進みますが、
男性だけではなく、
女性にもお勧めできる本です。
 
 
ということなので、
早速本の内容を、
シェアしていきますね。
 
それではいきましょう。
 
 

「声をかける」(高石著)とは?

 
「じゃあこの本はどんな内容なのさ」
ということで本の概要を、
書いていきたいと思います。
 
「声をかける」は、
高石宏輔さんによって、
書かれた本です。
 
内容としては、
 
主人公の青年が、
街で声をかけてナンパをし、
色々な女性と知り合っていく、
 
というものです。
 
 
 
これだけ聞くと、
「ただのナンパ本じゃねえか」
 
とか、
 
「よくある小説ね」
と思われるかもしれません。
 
 
ですがそんな浅い本では、
ありません。
 
その理由は後で詳しく、
解説していくとして、
 
 
この本は
「恋愛をしている時の心の機微」
を限りなくリアルに描いてます。
 
なので、これを読んでいると
 
”純文学に近い何か”
 
を感じさせられます。
 
 
 
厳密にジャンルを定義すると、
なんなのだろう。。。
 
私小説?
 
官能小説?
 
純文学?
 
ナンパ本?
 
一体なんのジャンルに、
属するのかはわかりませんが、
 
とりあえず今回は広くとって、
恋愛本とさせてもらいました。
 
 
ページ数は417ページと、
ボリュームが多めです。
 
今回はKindleで購入したので、
少しイメージがつきにくいかもしれませんが、
こんな感じです。
 
 
 
 
主人公がナンパをする物語というと、
恋愛テクニックみたいなものを、
期待するかもしれませんが、
 
この本ではそのようなものは、
一切ありません。
 
 
もちろん会話の切り返しや、
女性への対応の部分で、
学べるものは非常に多いです。
 
 
だけど恋愛テクニックとは、
ちょっと違うんじゃないかなー
という感じです。
 
 
 

高石宏輔さんって誰?

 
 
僕がこの「声をかける」という本を、
読むまで高石宏輔さんのことは、
全く知りませんでした。
 
 
というか恐縮ながら、
そこまで知名度のある方では、
ないと思います。
 
僕もこの表紙に惹かれて、
立ち読みしただけですからね笑
 
 
これ超インパクトありませんかね
↓ ↓ ↓ ↓
 
 
 
 
「なんだこのエロ本はwww」
と笑いながら手に取ったのを、
覚えています。
 
 
 
 
ですがこの本を読んだ後は、
 
「こんなすげー本なのに、
 なんで有名じゃないんだ??」
 
と少し不思議になりました。
 
でこの人のことを、
少し調べてみました。
 
 
 
高石宏輔さんのプロフィール
 
1980年生まれ。慶応義塾大学文学部仏文学専攻中退。
 
2015年に出版した初の著書『あなたは、なぜ、つながれないのか―ラポール身体知』がロングセラーになる。
 
 
2年前に処女作の「あなたは、なぜ、つながれないのかーラポールと身体知ー」を出し、今回の「声をかける」が2冊目ということですね。
 
 
「声をかける」が出版されたのは、
今年(2017年)の7月ですが、
これから徐々に口コミで、
広がっていくんじゃないかなーと
思いますね。
 
 
 

声をかける(高石著)への評価

 
しつこいようですが、
この本はあまり、
知られてないんですよー。
 
 
 
でアマゾンのレビューを見ても、
 
 
 
 
 
 
こんな感じで、
評価が低いどうこうの前に、
レビューしている人が少ないwww
 
つまりあまり認知されていない、
読まれていないってことです。
 
またGoogleで、
「声をかける 書評」
と検索しても、
 
あまり出てきません。
検索結果1ページ目で、
ちらほらある程度。
 
  
なので周りからの評価という点では、
”そもそも認知されていない”
となってしまうかもしれません。
 
 
 
いやーもっと有名になっても、
いいんじゃないかと、
僕は思いますけどね。
 
 
Twitterを見ても、
フォロワーは6000人と、
決して少なくはないんですけどね。
 
 
 
 
 
謎です。
 
隠れた名著といった、
ところでしょうか。
 
 
ただ、本の帯には推薦文が見られるので、
一応載せときますね。
 
 
 
 
代々木忠(AV監督)
セックスで最も大切なのは明け渡すことだと私は常々思っている。
この物語の主人公は己のぶざまな内面すら飾ることなくさらけ出す。
これは高石君自身の明け渡しでもある。
 
 
 
 
文月悠光(詩人)
読み始めてすぐに、拒否感や怒りのような感情が湧いてきた。
けれど、目をそらしてはいけない気がした。
登場人物は、誰もが身勝手で寂しい人たち。
それぞれが、ちゃんと歪んだ存在だった。
 
 

「声をかける」は恋愛の心の機微を描いた傑作だと思う

 
 
じゃあなんでこんなに僕が、
この本を評価しているのか?
 
それはですね、
 
「これでもかっ!」というほど、
感情や心の機微を生々しく、
描いているからです。
 
 
 
例えば・・・
 
 
これは主人公が渋谷で、
これから勇気を振り絞って、
ナンパをするというシーンです。
 
 
目を開けた。茶色い長い髪が目に入った瞬間、疼めきが強くなった。
ピッタリとしたデニムにハイヒール。疼きはより強くなった。今動かなければ。
とっさにそう思った。右拳を爪が食い込むくらいに強く握った。
 
爪の程よい痛みは、自分の決意を強固にしてくれていた。
彼女に近づいた。その数秒間、頭の中が真っ白になった。
クラブで声をかけた時と同じだった。
 
彼女の斜め前で彼女の横顔を見た時、一気に車の走る音が聞こえ始め、我に返った。
そのまま体がバラバラになりそうだった。
さっきまで気にならなくなっていた疼きが一気に全身を駆け巡った。
動けない、でもやるしかない。声を出した。
 
 
これを読んで、
 
「声かける時ってマジで、
 こんな感じだよな〜」
 
とむちゃくちゃ共感できました。
 
 
他にもこんなシーンがあります。
 
主人公がある女性と、
抱き合っているシーンからの、
抜粋です。
 
 抱き合っているというよりも、彼女に抱かれていた。
彼女の体を触ったが、性欲が僕には生まれず、勃起もしていなかった。
口づけをしたまま、彼女に抱かれていると、どくどくと僕に養分が運ばれる。
僕は餌を運んでもらっている雛鳥でしかなかった。
これではいけないということはよくわかっていた。
しかし、体が動かなかった、それは僕が何よりも求めていたものだったからだ。
 
養分がもう十分に満たされた時、こんなにも悲しく、苦しいことはなかった。
他人から運ばれた養分はすぐになくなり、僕はまた元どおりになり、その養分を求めるだろう。
それがわかっているにも関わらず、その養分を心の底から求めていたことが悔しくて仕方がなかった。
 
彼女は唇を離して言った。
「ねぇ、わかった?誰もあなたのお母さんにはなれないのよ。」
 
彼女の問いかけはわかるわからないということを越えた、決定的な剥奪だった。
僕の何かが彼女に剥ぎ取られ、修復の可能性も失って打ち捨てられていた。
 
「あなたのキスは・・・僕のことをわかって欲しいというキスね。私を包み込もうというキスではないわ。」
 
 
いやーこれ、
男性なら共感できる部分が、
結構あるんじゃないですかね?
 
「誰もあなたのお母さんになれない」
というのはまさしく名言だなあと。
 
 
 
僕も無意識に元カノに、
母性を求めまくっていたり、
甘えまくっていた時期がありました。
 
 
今思えばそれは甘えたのではなく、
元カノと母親を重ねていたんでしょう。
 
 
 それで
「僕のことをわかって欲しいキス」
をしまくっていたなあwww
 
と感じてしまいますね。
 
 
 
とここまで書いていきたのですが、
それにしてもよくここまで、
描けるなと。
 
 
普通の人だったら言葉にしたり、
表現するのが難しい部分を、
よくここまで言語化できたな、
 
ということに僕は、
非常に驚いたんですよね。
 
 
感情や心の機微を、
リアルに生々しく描くという点。
 
そして主人公が色々な女性と、
夜を共にする点。
 
その二つを取れば、
村上春樹と似た雰囲気を、
どことなく感じさせる内容です。
 
 
まあ文体や世界観は全く違いますが、
何か似たものを感じます。
 
 

高石宏輔の「声をかける」はこんな人にオススメ

 
 
「この本はどんな人にオススメなの?」
ということなのですが、
 
僕はこの本は自信を持って誰にでも、
”オススメです”と言えます。
 
 
 
恋愛に興味がある人なら、
誰もが読んで欲しいと、
思う本ですね。
 
ただ多少好みが分かれる文章なので、
相性はあるかもしれません。
 
そこらへんについては、
声をかける(高石著)の短所の、
部分で話しておりますので、
ご覧ください。
 
あでも、結構生々しい性描写があるので、
18歳未満はちと厳しいかもですw。
 
 

声をかける(高石著)のあらすじ

 
じゃあ早速あらすじに入っていきます。
 
 
25歳の僕はある日をきっかけに街に出て、
女性に声をかけるようになります。
 
いわゆる「ナンパ」というものを、
始めるようになったのです。
 
主人公はナンパによって、
様々な女性と関係を持つようになります。
 
会社員、美容部員、風俗嬢、
大学院生、ダンサーなど。
 
主人公は
「ナンパは惨めな自傷行為」としながらも、
ナンパを続けていきます。
 
一瞬は女性と繋がり、
そして離れていきます。
 
果たして主人公がナンパを繰り返し、
得た未来とはなんだったのか?
 
 
こんな感じです。
 
 
すごく簡単に言えば、
 
「主人公のナンパ物語」
 
という感じになります。
 
 
そして主人公はその女性たちとの顛末を、
赤裸々に繊細な言葉で、
自分に語りかけていきます。
 
 

声をかける(高石著)の目次

 
実際に目次を見ていきますね。
 
全部で二十一章あります。
 
内容としては、
各章ごとに新しい女性と、
出会うと行くというスタイルで、
話は進んでいきます。
 
 
・近くて遠い肉
・獣 
・街で声をかける
・他人の家
潜入
気持ち悪い
・何もわかっていない
騙される相手
麻痺
六本木の人妻
自分の声
・誰にもなれない
・誘蛾灯
・アウトサイダー
救い
・ナンパ師
・蝶
・誰かの代わり
・子どものような叫び 
・彼女の声
・逃れられない関係
 
 
とこれだけ読んでも、
全くイメージがつかないと思います。
 
 
なので具体的な内容について、
これから見ていきます。
 
あとここから多少ネタバレが、
入ってきます。
 
 
その点はご注意を。
 
全部書くとさすがに勿体無いので、
興味を持ってもらう意味で、
途中まで書いていきますね。
 
 あと画像については情景を、
イメージしやすくするために、
入れたものです。
 
「こんな画像は俺のイメージとちゃうわ!」
と思うかもしれませんがご了承ください。

近くて遠い肉

 
この章では主人公が、
六本木のクラブに行くところから、
始まります。
 
 
ですが主人公は緊張しすぎて、
全く女の子に声がかけられない状態に、
陥ります。
 
いわゆる地蔵状態です。
 
 
 
結局主人公は酒を飲み、
酔っ払うだけで誰にも声をかけられず、
帰宅することになります。
 
 
そして主人公は次の日も、
再びクラブに突撃。
 
そこで主人公は、
勇気を振り絞り、
女性に話しかけに行くことにします。
 
 
そこで麻衣さんという女性と、
連絡先を交換することに。
 
 
とここまで、
「こんな簡単にうまくいくかっ!」
と思った方もいると思います笑
 
確かにこんな簡単に、
番号をゲットできるかは、
わかりません。
 
ですが、
地蔵状態になった時の心理を、
詳細にまた克明に描写しています。
 
ナンパしたことがある人なら、
共感できる部分じゃないのかなーと、
思いますね。
 
ナンパで最初に声をかけるときは、
マジで勇気いりますからね。
 
 

 
そしてクラブで連絡先を交換した、
麻衣さんと食事に行き、
セ○クスをします。
 
主人公は麻衣さんほどの綺麗な女性と、
セ○クスをすることに興奮しつつも、
 
何か大きな虚しさがあることを、
感じるようになるのです。
 
 
ここから今まで主人公に隠されていた、
孤独の部分が露わにされていきます。
 
 

街で声をかける

 
主人公はその後ナンパにはまり、
渋谷で声をかけ続けるようになります。
 
 
そして声をかけるも、
数々の無視をくらいます。
 
ですがそれにめげることなく、
声をかけ続ける主人公。
 
そこで主人公が悩み苦しむ姿は、
ナンパをしたことがある人ならば、
誰もがわかるものです。
 
是非その主人公の心の動きを、
ここで是非とも見逃さずに、
見ておきたいところです。
 
 
そこで一人の女性と連絡先を、
交換することに成功します。
 
 
その高揚感によって、
主人公はどっぷりと今後も、
ナンパにはまり続けて行くのです。
 

他人の家

 
クラブで会った麻衣さんと、
再び会うことに。
 
なぜ麻衣さんほど綺麗な女性が、
自分と会うのかを疑問に思った、
主人公はその理由を尋ねます。
 
 
すると麻衣さんは、
 
「あなたはセ○クスしたいって、
 顔してないんだもん」
 
と話します。
 
 
と言いつつ結局、
主人公は麻衣さんと、
セ○クスをすることにw
 
3度目のセックスシーンで、
麻衣さんは主人公に中出しを、
要求します。
 
 
 
ですが主人公はこの要求に、
幻滅してしまうのです。
 
 
主人公は初めて食事をした時のような、
彼女にどうしても甘えたいという気持ちは、
消え始めました。
 
そしてこのまま彼女と過ごしていたら、
一生を終えてしまうのではないかと、
感じるようになります。
 
そして、
 
麻衣さんとは次第に疎遠になった、
という描写でこの章は締めくくられます。
 
 
この描写だけ見たら、
「ヤリ逃げだ!」
と思われるかもしれませんが、
 
 
ヤリ逃げとは、
「ちょっと違うかなー」
という感じです。
 
 
彼女が自分のことをわかってくれる、
存在ではなくなってしまったのです。
 
つまり、主人公は今まで母親のような存在を、
ナンパで探していました。
 
 
そして実際に麻衣さんは、
最初主人公のことを受け入れつつも、
主人公の寂しさを、
埋めてくれる存在でした。
 
 
ですが、「中に出していいよ」と、
麻衣さんが主人公に言ったことで、
状況が一変します。
 
 
要は麻衣さんが自分に心を許すようになり、
それに伴って、
 
麻衣さんの寂しさを、
引き受けなければならないことを、
主人公は理解したのです。
 
 
 
その瞬間から、麻衣さんは主人公にとって、
母親のような存在ではなくなってしまいました。
 
 
 
 
 
なぜなら自分だけの寂しさを受け入れ、
相手からは寂しさを感じさせない人こそが、
母親だと、そして麻衣さんだと感じていたからです。
 
 
 
 

潜入

 
そしてその後も主人公は、
狂ったように街に出てナンパを続行。
 
そして一人の美女。
亜子という女性と出会い、
連絡先を交換します。
 
 
容姿は麻衣さんと変わらないほど、
美人であるにも関わらず、
亜子に甘えたいという感情は、
一切湧いてきません。
 
その後、亜子と付き合って、
セ○クスをするのですが、
いまいち喜びを感じれません。
 
 
 
そしてその後も亜子と会い続けるのですが、
主人公が亜子という人間に、
全く興味がないことに気づいていきます。
 
 
 
セ○クスをしたいから、
なんとなく付き合っている。
 
 
そんな男性は結構いるのでは、
ないのでしょうか?
 
実際過去の自分もそうでした。
 
亜子と話すのは面白くないし、
楽しくもないけど、
 
寂しさからか会う約束をして、
つまらない愚痴を聞いて、
セ○クスをしてしまう。
 
この負のサイクルに、
主人公はハマっていきます。
 
 
 

気持ち悪い

 
 
その後主人公は居酒屋で、
ある女性に声をかけます。
 
広告代理店に勤めているという、
キャリアウーマンです。
 
 
声をかけその後連絡先を交換し、
デートに行きます。
 
ですが彼女は全く自分から、
話そうとせず、
一向に会話が盛り上がりません。
 
 
挙げ句の果てには、
「気持ち悪い」
と言われる羽目に。
 
 
結局その女性とは、
すぐに解散し、
街にナンパしに行くことに。
 
 
ですが頑張って声をかけようとしても、
声が全く出てきません。
 
 
女性に気持ち悪いと言われたからか、
全く声が出ずに主人公は苦しみます。
 
 
そして亜子のことが、
思い出されます。
 
もし今亜子から電話がかかってきたら、
つまらない話でも聞くだろうし、
セ○クスしてしまうだろうと。
 
 
だが、もし今連絡をしたら、
また弱い自分に戻ってしまう。
 
 
そう思った主人公は、
亜子の連絡先を削除します。
 
 
古いものにすがってはいけない。
進むために、また新しい相手を見つけようと、
声をかけ続けるようになります。
 
 
 ここら辺でいい感じに締められそうなので、
一旦ストップします笑
 
続きがきになる方は、
実際に本を買って、
読んでみてください。
 
 
 

声をかける(高石著)の名言

 
ここからは僕がこの本を読んでいって、
「これはまじで名言だろ」
と思ったものを紹介していきますね。
 
 
 
声をかけた女性、それも麻衣さんのように綺麗な女性とセックスができたことに、
興奮をしていたがそれと同時に、なにか大きな虚しさ、満たされなさが、
自分の中にあるのが感じられた。
 
 
ナンパ師の存在意義を、
ぶっ潰すセリフかもしれません笑
 
「虚しさ」
 
確かにセ○クスをした時にも、
感じることはあります。
 
 
 
これは風俗に行った時と、
少し似ている気がしなくもありません。
 
「何か違う・・・」
確かに相手の女性は綺麗だったし、
セックスは気持ち良かった、
 
「けれどもなんか違うんだ!」
と思うことはないですかね。
 
多分それと同じような感覚かと。
 
 
ただ僕の場合はナンパと風俗は、
だいぶ違うので、風俗のような、
虚しさは感じられないですね。
 
というかもし風俗と同じように、
虚しさを感じていたら、
こんなにナンパできませんw
 
恐らく筆者は繊細すぎるが故に、
そう感じてしまうのでしょう。
 
 
 
 
つまらないと思いながらも、彼女との関係性を切ることができない理由ははっきりとしていた。他の女性を見たり、声をかけたり、話したり、食事に行ったりしている時に、欲情してしまったとき、いつでもまた亜子の体には触れられるという保証があるだけで冷静でいられるからだった
 
 
女性には申し訳なさすぎるのですが、
男性の本音なんじゃないのかなと、
思わざるを得ません。
 
 
実際僕が前に付き合っていた彼女も、
この側面があったことは否めないです。
 
 
 
彼女の家庭の状況が変わらないように、僕が彼女とセックスができたとしても、
僕が変わるということはない。これまでは知らない人とセックスするごとに、
何かが変わると思い込んでいたが、そんなことはないのかもしれないと思った。
 
 
100人とセックスしたら、
人生が変わるんじゃないか?
 
エッチをしまくってヤリチンになったら、
何かが変わるんじゃないか?
 
 
セ○クスに対して、
そんな風に思う人が多いです。
 
というか僕もそうでしたけどね。
 
ですが残るのは、
「ただセ○クスをしたという事実」
のみが残ることを僕らは忘れがちです。
 
 
セックスに僕たちは幻想を、
抱き過ぎているのかもしれません。
 
 
 
 
「ねえ、わかった?誰もあなたのお母さんにはなれないのよ。」
「あなたのキスは…僕のことをわかって欲しいというキスね。
 私を包みこもというキスではないわ。」
 
 
ここのパート以外でも触れた部分ですが、
まさしく昔の僕はこの状態だったと思います。
 
「寂しくてとにかく誰かに癒して欲しい」
僕はこの一心でした。
 
 
逆に「相手を包み込もうとするキス」
をする人って、
 
そんなにいないんじゃないのかなー
と僕は思います。
 
 
彼女の話し声は金属のように空間に響いいてた。表情は硬く、目は見開かれていた。
その大きく見開かれた目。それをさらに大きく見せるためにつけられた睫毛や、
ディファインのコンタクトレンズ。そういう彼女の目を見ていると、息苦しくなる。
「大切にして欲しい。わかって欲しい。私を特別な女性だと思って欲しい」
とむき出しに伝えられているような気がするからだ。
 
主人公は寂しさを持ちながら、
街に出てナンパをします。
 
女性もまた、
「自分のことをわかって欲しい」、
という寂しさからナンパに応じます。
 
でもお互いに寂しさから、
出会ったとしても、
何も埋まらない。
 
セックスをしても、
その寂しさは全く埋まらない。
 
 
僕たちは孤独というものに、
向き合わなければならない。
 
 
と考えさせられるセリフです。
 
 僕には全ての人間が寂しさからどうにかして逃れようとしているように見える。
人々の個々の動きは寂しさが導き出すバリエーションに過ぎないように感じられていた。
ある人は大きな声で喋り続けることによって寂しさから逃れようとし、
ある人は黙り込むことによって寂しさをこらえようとするが、
どちらも結局は寂しさを表現している。
 
 
人は誰もが孤独と寂しさを、
常に抱えています。
 
 
だからこそ僕たちは、
恋愛をするのだろうし、
セ○クスをするのでしょう。
 
 
 

「声をかける」の内容を実践すればモテるのか?

 
 
僕がこの本を散々オススメしたので、
「じゃあこの本読んだらモテるんじゃね?」
と思った方もいるかもしれません。
 
実際のところどうなのかというと、
半分正解で半分間違いと、
いったところですかね。
 
この本さえ読めば、
 
「すぐにエ○チできるようになるぜ!」
 
「女を抱きまくってウハウハやw」
 
とはならないです。
 
 
ですが主人公と女性との会話から、
 
モテる男の
話題の切り返しや、
態度、立ち振る舞い
 
というものを、
学ぶことはできます。
 
 
 
実際この本を読んでいて、
 
「高石さんはむちゃくちゃ、
 モテるんだろうなあ」
 
と感じました。
 
 
ですが、ナンパを始めたての人や、
女性慣れにしていない人にとっては、
相性が悪いかと思います。
 
 
「じゃあ実際にどうすればいいのさ?」
となることは必至です。
 
なのでこの本だけでナンパを、
極めようとはしないほうが、
ベストかと思われます。
 
 

声をかける(高石著)の短所

 
と、ここまで、べた褒めしてきた、
”声をかける”ですが、
この本にも短所はあります。
 
二つほど書いていきます。
 
 
まず一つ目です。
 
これは当然と言えば当然なのですが、
 
読んだ人の人生経験、
つまり恋愛経験によって、
面白いか、つまらないかが、
変わってきます。
 
 
確かにナンパをしたことがある人なら、
この本を読んで共感できる部分が多いと思います。
 
ですがナンパをしたことがない人にとっては、
「へー。ナンパってこういうもんなんだ」
と感じて終わり、となるかもしれません。
 
 
そして二つ目ですが、
 
具体的な恋愛テクニックは、
乗っていない
 
ということ。
 
 
高石さんは元ナンパ師ですし、
高石さんの会話から学べることは、
たくさんあります。
 
切り返しであったり、
立ち振る舞いなど、
勉強になることは多いです。
 
 
ですがナンパをしたことがなかったり、
ナンパ初心者の人はこれを読んでも、
 
「じゃあ何をすればいいの?」
となる可能性が高いです。
 
 
だって具体的な方法論が、
書いてないから。
 
 
あ、別に
 
「この本には、
 恋愛テクニックが乗ってないから、
 クソだ!ダメな本だ!」
 
と言うつもりはありません。
念のため。
 
 
僕が言いたいのは、
 
「この本に具体的な恋愛テクニックを、
 期待するのはあかんぜよ」
 
ということです。
 
 
 
あとは多分好みの問題ですかねー。
 
ビジネス書であったり、
推理小説みたいな
わかりやすさとか楽しさは、
皆無です。
 
なのでそういうものを求めている人は、
合わないかもしれませんね。
 
 

声をかける(高石著)は男性にも女性にもオススメできる恋愛本?

 
 
ここまで、この本のいいところや、
この本の短所など様々な内容を、
書いてきました。
 
 
で、一見ナンパ本と思われるこの本ですが、
男性だけではなく、
女性にもオススメできます。
 
 
 
「ナンパ本なのに女性も読むの?」
と思った方もいるでしょう。
 
 
ですが高石さんがこの本を通して、
伝えたいメッセージが、
至る所に散りばめられています。
 
例えば・・・
 
彼女の話し声は金属のように空間に響いいてた。表情は硬く、目は見開かれていた。
その大きく見開かれた目。それをさらに大きく見せるためにつけられた睫毛や、
ディファインのコンタクトレンズ。そういう彼女の目を見ていると、息苦しくなる。
「大切にして欲しい。わかって欲しい。私を特別な女性だと思って欲しい」とむき出しに伝えられているような気がするからだ。
 
 
何回も出てきているこの部分ですが、
こういう場面は女性にも学ぶべきところが、
あるかと思います。
 
 
 
この本を読んでいると、
女性がいなくなったり、消えたりで、
 
「結局何が言いたいんだ!この本は!」
となることがしばしばあるでしょう。
 
 
ただ僕はこの本で言いたいことは、
すごくシンプルだと思っています。
 
 
それは・・・
 
孤独から決して逃げるな
 
ということです。
 
 
僕には全ての人間が寂しさからどうにかして逃れようとしているように見える。
人々の個々の動きは寂しさが導き出すバリエーションに過ぎないように感じられていた。
ある人は大きな声で喋り続けることによって寂しさから逃れようとし、ある人は黙り込むことによって寂しさをこらえようとするが、どちらも結局は寂しさを表現している。
 
 
主人公がこう言っていたように、
常に孤独に苦しむ存在が、
人間なのであると。
 
 
そして僕たちは必死に、
その孤独を紛らわそうとしています。
 
 
で主人公はその孤独と真っ向から、
向き合おうとしませんでした。
 
だからこそ最後あのような結末に、
なってしまうわけです。
 
もちろん最後に色々気づくわけですが・・ 
 
そして主人公はナンパを通して、
あることを学びます。
 
 
それは・・・
 
孤独を癒すために、
他人とセ○クスをしたところで、
孤独から逃げることはできない。
 
 
ということです。
 
 
 
 
僕たちに必死に何かを、
訴えかけようとしてくる、
メッセージのようなものを、
主人公から感じました。
 
 
そしてこの孤独というものに、
向き合うのにはこの本はピッタリです。
 
 
自分が今まで目を背けていた部分、
自分の嫌な部分と、
向き合わざるを得なくなります。
 
 
 
そしてこの孤独を克服するということは、
男女普遍のテーマです。
 
 
何が言いたいかというと、
「この本はナンパ本だから男向き」
と決めつけるのではなく、
 
「ナンパという物語を通して、
 孤独について問うてる本なんだ」
 
と考えて欲しいということです。
 
 
 
 
なので男女問わず、
読むべき価値のある本だと、
言うことができるのです。
 
 
現に僕は女性にもこの本を、
勧めています。
 
そして実際に感想を聞いてみると、
面白かったと言ってくれる人は多いです。
 
 
 
 

声をかける(高石著)のまとめ

 
それでは最後に、
この本のまとめをしていきます。
 
まとめといっても、
今まで出てきた内容の、
繰り返しです。
 
 
この本で言いたいことは、
 
”孤独”と向き合え!
 
ということです。
 
 
 
ナンパをしようとも、
色んな人とセ○クスをしようと、
結局僕たちは、
孤独から逃げられません。
 
それをこの本では、
言いたかったんだと思います。
 
 
ということで書評を、
締めさせていただきます。
 
 

ちなみに、僕がこの本に、
興味を持ったのは、

高石さんと同じく、
ナンパをしているからです。

 
僕がどのような流れで、
ナンパをすることになったのか?
 
うつ病で対人恐怖症の、
ニャンチカの物語が読めます。
 
 
 
 
ちなみに、
具体的なナンパの方法についてや、
ホテルに連れ込むまでの流れは、
こちらからどうぞ。
 
今ならナンパの方法を記した、
電子書籍を無料で受け取れます。
 
 




最後に

僕は20歳まで「彼女いない歴=年齢」の童貞でした。
ですが、そんな僕が今ではナンパ師になって
色んな女の子と付き合ったり、エ○チできるようになりました。

・・・と、言っても怪しいですよね。。。

恐らく、昔の僕だったら
「絶対嘘だろwwwありえねえよwww」
とか思っていること間違いないですね笑

ですが、これは紛れもない真実です。

僕は対人恐怖症、女性恐怖症に悩まされていた時もありました。
またうつ病を患っていたこともあり、時には自殺を考えたこともありました

ですが僕はナンパの勉強と実践を繰り返したことで、
スキルを身につけていき、
色んな女の子と仲良くなれるようになりました。
そうして僕はナンパ活動をしているのですが、本当によかったなと思っています。

この経験からどんなに恋愛に苦しんでいる人も、
ナンパスキルを身につけることで、
女の子と仲良くなって彼女にしたりセ○レにすることはできると僕は確信しております。

うつ病の僕はどのようにして、
ナンパ師になれたのか??その過程は以下の記事からどうぞ。

うつ病のニャンチカに彼女ができるまでのストーリー

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【下記画像をクリックして、対人恐怖症だった僕に彼女ができるまでの物語を読む】



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